私立東京高等学校 陸上部 終身名誉監督 大村 邦英(東京国体強化部長 / 日体協公認コーチ)
ほんの1/100秒、たった1cm。そんな僅かな違いが、勝敗を分かつのがスポーツの世界です。そこで勝つためにするべきことは何か。いつも選手には、日々の練習に本気で打ち込み、それ以上に練習が終わった後もしっかりと身体のケアを怠らないという、ふたつが大事だと教えています。
スポーツにおいて強くなるには本気の練習が必要です。毎日のトレーニングに本気で挑みます。ただし、身体のケアが行き届いていないとトレーニングで全力を出すことが難しくなってきます。たとえば、食生活。アスリートとしてふさわしくないものばかりを普段口にしている選手は、どれだけ鍛えていてもケガが多くなります。あるいは、身体をいたわるストレッチなども大変重要です。普段の練習を頑張るほど、筋肉は大きなダメージを受けます。ケアを行うことなく連日練習を重ねてしまえば、ケガにつながります。練習の後には、身体をケアすることもセットで考えねばなりません。
姿勢や身体のバランスを整えるためのトレーニングや、身体のケアのためのストレッチ等に、ストレッチポール®を使ったものを取り入れています。使い方は多様ですし、背中を添わせて上に乗っているだけでも肩がひらいて身体が伸びていく。練習場だけでは時間や人数の関係でできないことでも、自宅にあれば自分で簡単に行う点も、非常に重宝しています。これから世界で勝負をしていくような彼らにとって、毎日の身体を支えてくれる、なくてはならない存在となっていくかもしれません。
優勝 / 2016東京都高校新人陸上 男子100m 決勝
準優勝/ 2017東京都高等学校陸上競技対校選手権大会 男子100m 決勝
今の目標はインターハイ優勝です。そのために、練習を人一倍がんばっています。
ストレッチポール®は筋肉をほぐす事ができ、筋肉の張りを取る事が出来るのでとても便利です。高校1年のときから使っているのですが、初めて使った時は、すごい気持ちいいな~と思いました。使う前と比べて、すごく体が動きます。体が軽くなったり、調子悪いなって時に使うと、速く走れますね。パフォーマンスが上がるのを実感しています。
みんなが使っていて余ってなくて、使いたいけど使えない日があります。いまは自宅に持っていないので、そういう時は仕方なく自分でストレッチします。でも、ストレッチポール®を使ったほうが楽ですし、ちゃんと伸びている感があるんです。怪我をしたときには、もうひたすらストレッチポール®使っていましたね。痛めたところが膝の裏だったんですけど、膝裏の不調は骨盤からきてると言われたので、腰のエクササイズはいっぱいやりました。
優勝 / 2016東京都高校新人陸上 女子200m決勝
優勝/ 2017東京都高等学校陸上競技対校選手権大会 4×100mリレー 決勝
優勝/ 2017東京都高等学校陸上競技対校選手権大会 4×400mリレー 決勝
大会の時や、練習のあとに使っています。使うとすごくスッキリして、疲労が取れます。あとストレッチもできて、リラックスできます。私はすごく好きです。
全然違います。ストレッチポール®を使えなかった日は、翌日も疲れが溜まっちゃって···。もしストレッチポール®がなかったら多分ケアが出来ない。だから私の身体の支えです。私の体をケアするためのとても大切な道具です。
小野寺 潤 東京高校1年
準優勝 / 2017東京都高等学校陸上競技対校選手権大会 4×100mリレー
自分は猫背なので、それが伸びて姿勢が作りやすくなりました。それは、自分が猫背だということをすごく意識しやすくなったからです。背中とか、腰がすごく軽くなったり、動かしやすくなるのを感じます。
やっぱり翌日にも疲労が溜まって、体が重いことがあります。逆にストレッチポール®を使うと、走る時の姿勢が作りやすくなったりします。
優勝 / 2016年東京都高校新人陸上 女子400m決勝
準優勝 / 2017東京都高等学校陸上競技対校選手権大会 4×400mリレー
1日1回使うようにしています。初めて使ったとき、あまりやり方が分からなかったんです。だけど、やり方が分かりはじめると、凄く伸びるし、色んなところに使えるなと。私は猫背気味で、ストレッチポール®を使って背中を伸ばしたらめちゃくちゃ気持ちよくて(笑)固まっていた部分がほどけるような感じで走ることができて、それが1番感動しました。
特に背中周りは、凝ったまま。凝りが取れない感じがします。1週間使えなかったら、もう無理です(笑)
東京都大田区にある同校は、インターハイ優勝入賞の常連校。平成29年度関東高等学校陸上選手権では、男子4年連続10回目、女子3年連続8回目の総合優勝。インタ-ハイ出場決定30名。のべ男子10種目·女子11種目でインタ-ハイに出場。同校は練習時間の短さでも有名。長距離以外は朝練がなく、夕方の練習も2時間半程度。3日練習したら1日休みが原則。都心近くにあるので、施設のスペースも決して恵まれているわけではない。創部当時なかなか勝利できなかった頃、『気持ちだけは負けないで欲しい!!』という気持ちから大村監督の願った応援メッセージ「負けん気」が合言葉。
2017年4月現在 男子88名 女子64名 合計152名