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History 1


浦上
今日は、ストレッチポールプログラム開発者の岩崎さんと商品開発者の吉武永賀さんにどのようにしてストレッチポールが誕生したのかをお聞きしていきます。
というより、まずは3人の関係を説明した方が良さそうですね。岩崎さんは世界で活躍するトレーナーで、これまでオリンピックの帯同トレーナーやNEC女子バレー部のトレーナーとして一流選手を見てきました。今はスポーツ文化の普及やトレーナーの育成などの振興事業に力を入れています。
吉武さんは、実はストレッチポールメーカーである(株)LPNの初代社長です。ストレッチポールの礎を築いた方です。
そして、私、浦上は日本コアコンディショニング協会の理事としてストレッチポールの正しい使い方の普及をしています。
岩崎さんと吉武さんは元々、大学での先輩・後輩という仲だったんですよね?
岩崎・吉武
そうです。
浦上
大学を卒業してからもずっと連絡を取っていたんですか?お二人とストレッチポールの出会い、そして今に至った経緯を教えてください。
岩崎
いや、ずっと連絡を取っていたというわけではないんですが、彼が健康に関する事業を始めて社長になっていたことは知っていました。彼なら立派にやっているだろうと思っていました。

吉武
先輩のウワサはずっと聞いていましたよ。
何といっても世界で活躍するトレーナーになった岩崎さんは皆の憧れでしたから。
岩崎
いやいや、とんでもない。
実は、ストレッチポールの開発の話をするにはもう1人重要な
人物がいるんです。
浦上
日暮トレーナーですね。(※現アルビレックス新潟トレーナー)
岩崎
そうです。彼と選手のコンディショニングの話をしている時、
日ごろのケアがすごく大切だという話になって、まぁ、言葉にするとありきたりの言葉になってしまうのですが・・・
浦上
でも、日ごろのケアってなんだって言われたら、
何をしていいのか、何が正しいのかはわかりませんよね。

岩崎
そうなんです。ハードなトレーニングをする選手たちに必要なのは身体をもとの状態に戻してやること。
ここでは詳しくは話しませんが“コア”を活性化させることが重要だというのはわかっていました。
でも、いくらトレーナーがわかっていても選手自身が自分でコンディショニングできなければ意味がありません。
選手自身ができて効果的にアプローチできるもの・・・日暮トレーナーが手にしていたものが
アメリカのフォームローラーというものでした。
彼はそれを利用し、今のベーシックセブンの基礎になる (※ストレッチポールの基本エクササイズ)
使い方を考えだしていました。
その発想を聞き、すぐに共感しました。これはすごいと!
そこで、私にもプログラムの開発をさせてほしいと言ったんです。
改良を重ねてできたプログラムを選手に試すと、とても良い反応が返ってきました。
実際に、リハビリの経過も良く覚えやすく気持ちの良いエクササイズは選手に受け入れられ選手自身が喜んで
コンディショニングを行うようになりました。
手ごたえを感じ始めたころ、背中に違和感を感じたり背の低い選手がフォームローラーを使いにくいと言い始めました。
日本人の身体に合ったツールが必要だと感じました。その時に、頭に思い浮かんだのが吉武君です。
吉武
やっと、登場ですね。笑。
History 2


岩崎
彼ならきっと協力してくれる。
そう確信しフォームローラーを片手に会いに行きました。
吉武
岩崎さんが丸太のような棒を持って来た時は驚きました。
しかし、実際に体験して話を聞いてすぐに、これはスポーツの枠を飛び出し人々の健康に役立つものになるとイメージすることができました。
ぜひ、協力させてほしいと熱い握手をかわし商品開発に
乗り出したのです。
浦上
商品開発の道は思ったよりも険しかったと聞いていますが?
吉武
そうです。ストレッチポールの使い方は、
ポールの上に寝てエクササイズを行います。
背骨を支えるための強度が必要でした。
しかし、硬過ぎても痛みを感じてしまう。また、ポールの円の大きさひとつにしても日本人が寝てエクササイズをした時に一番リラックスでき効果が高い大きさは何cmなのかというデータを取ったりもしました。
実際に試作品を作ってみると、素材から1mの円柱を正確な大きさにくり抜くことは容易ではなく今でも日本で2社しか作ることができないほどの技術がいります。

当時は、財力も人脈もあったわけではありません。でも、絶対に妥協はしない。あきらめないとひとつずつ問題をクリアしていきました。そして、素材と品質にこだわったストレッチポールができあがったのです。
History 3


浦上
その後は、雑誌やテレビに取り上げられ瞬く間に広がっていきましたね。
吉武
そうですね。もちろん、まだまだ初めの一歩にしか過ぎませんでしたが岩崎さん、日暮さんと一緒に自分たちの考えは間違っていなかったと喜びました。
岩崎
今までになかった概念やプログラムを世に送り出すことができた。しかも、それが多くのスポーツ選手や子供たち、お年寄りなど人々の役に立つことが嬉しかった。
浦上
僕自身もその概念に共感し、今があります。
吉武
ストレッチポールは多くの人の協力を得て、どんどんと進化しています。もう、ただの道具ではないんですよね。使い方に責任を持って提供している。もちろん品質もいい。
浦上
今では、スポーツ現場だけでなく高齢者指導・病院・介護施設・子供教室など色々な場面で取り入れられています。健康というと漠然としますが、人の可能性を広げるものだと思っています。そこには夢がある・・・
吉武
その夢を大きく大きく広げてくれているのが浦上理事長のJCCAだよね。ただの道具の普及ではなく、熱意をもってセルフコンディショニングを広めてくれる仲間を集め、多くの人へ身体に対する、正しい知識を普及してくれている。


岩崎
不思議な縁だけど、すべてストレッチポールがつないだ縁だね。選手のためにと必死で考えだしたプログラムだけど、大げさではなく、世の中の健康に対する意識を変えられるものだと思っているんだ。
吉武
もちろんです。人々が自分自身で身体のケアをすることができたら防げる症状がいくつあるだろう。不安のない健康な生活が送れたらどんなにいいだろう。
浦上
そんな世の中を本気で作っていきたいです!発信し続けることで開ける道があると信じています。多くの人にストレッチポールを利用したセルフコンディショニングを普及していきたいですね。
岩崎・吉武・浦上
笑顔でがっちりと握手をかわした。




















